2011年4月29日金曜日

イベントといろりのあるお宿情報

こんにちは。森です。
ついにゴールデンウィーク突入ですね。
みなさま、どんなおでかけ計画を立てているのでしょうか。

さて、今日は上勝のイベントとお勧めの場所を紹介します。

月ヶ谷温泉では、彩恋こい鯉祭りが5月3日~5日まで開催され ます!
特産市やアメゴのつかみどり、豆腐・こんにゃく作りなどのイベントがあります。
恋こい鯉というだけに、たくさんの鯉のぼりが勝浦川の上を気持ち良さそうに泳いでいますよ。

高丸山千年の森では、春の祭典が開催されます。
ガイド付き登山や、山菜採りができます。
これは高丸山の山開きのイベントで、八重地地区のお祭りでもあります。
そのほか、ふれあい館では写真展も開催されています。

そして、お勧めの場所は、正木にある農家民泊「わっか」さんです。
昨日のtwitterの写真は、ここで開催された新入社員の歓迎会の様子です。
部屋の真ん中に囲炉裏があり、魚を焼いたりお鍋をいただきました。
お茶を飲むスペースもあり、上勝観光のいっぷく場所としての利用もできます。

今年のゴールデンウィークは、ここを拠点に上勝めぐりをしてみませんか?

2011年4月26日火曜日

酒つくりたい!

こんにちは、宮井です。
もう昨日のことですが、お隣のNPO「郷の元気」さんが主催する、棚田で作った
お米でお酒を作るプロジェクト「酒つくり隊」の現場視察にいってきました。

いろどりの里、上勝町の棚田であなたもマイ日本酒を作ってみませんか?
詳しくはこちらから。〆切日は若干過ぎてますがまだ大丈夫です!

2011年4月24日日曜日

トポス彩2007あらため、2011。

こんにちは。上勝学舎スタッフの宮井です。

上勝学舎の一番の目的、「上勝学」を考えるには上勝を知ることが大事!
というわけでスタッフの森さんとこの土日の間、上勝町野尻地区の行事に
いろいろと参加させてもらいました。



土曜は野尻地区にある水利組合の総会に出席させていただきました。
野尻用水は240年前に全長12kmを手彫りし、永く地区の棚田を支えてきた
重要な水源です。
議論が白熱して阿波弁が出てくると、関西出身の私にはさっぱり…

8月には山あり谷ありの用水全線の下草刈りをするそうで、その時に用水
を全走破してみようと思います!


続いて日曜は「トポス彩2007」という東京芸大の先生と地元の方が共同で
つくった環境芸術作品の、花の植え替え作業に参加させてもらいました。
http://www.kamikatsu.jp/docs/2011020200477/


素焼きの壷が土中に埋め込まれていて、それに花を植えていきます。


作品内の石垣で出来た高台から見るとこんな感じ!
作りっぱなしのアートではなく、常に住民の手でアップデートされるところに
この作品の素晴らしさがあると思います。

2011年4月21日木曜日

上勝グルメ

こんばんは。森です。
今日は上勝の春の味覚をお伝えします!

徳島中心地よりも標高が高く、まだ朝晩が寒い上勝にも春がどんどんやってきています。
草花が芽吹き、山の色も春色に変わり始めています。
いっきゅう茶屋1階の産直市には、たくさんのワラビやフキが陳列されています。

上勝にはいろんな春の味覚がありますが、月ヶ谷温泉の売店で見つけた、
「いろどりよもぎ」を紹介します。
いろどりの方々が手摘みしたヨモギを使った草餅で、あんこをくるんであります。
一口食べると、ヨモギの香りが口の中に広がります。

今日は上勝番茶と一緒にいただきました。
とても贅沢なお茶の時間でした。
「いろどりよもぎ」は期間限定販売なので、ぜひ春の味覚を求めて上勝へお越しください!

2011年4月20日水曜日

農家ランチにいらっしゃい!

 今日は冷えましたね、上勝学舎スタッフの宮井です。
最近よくIターン、インターンの農家さんと一緒にお昼ご飯をいただいています。


上勝町でこだわりをもって農業をされている、学ばれてる方ばかりなので、
食べながらのお話についつい夢中になって箸が止まることもしばしば・・・

中でも関東から移り住まれた方の料理の腕前はプロ級で、今日は自家栽培
のブロッコリーと椎茸を使ったうどんをいただきました。

徳島でも3月4月の雨量が少なく、農作物の生育が遅れているのが心配です。

2011年4月19日火曜日

八重地探検

こんばんは。森です。

今日は上勝町の中でも一番奥(木沢側)にある八重地に行ってきました。
そこには、国の重要文化財に指定された田中家住宅があります。
県下で最も古い民家のひとつで、なんと築300年だそうです!!
徳川綱吉の時代から建っているとは驚きです…。

この家にお住まいのおばあちゃんに、少し中を見せていただきました。
太い梁や土間のある立派なおうちでした。
家を大切に、何代も長く住むことができるのは、とても素敵なことですね。


さて、次は八重地地区の代表者の方に、水源のお話を伺いました。
八重地周辺には4つの谷があり、この水を棚田に引いてお米を作っています。
その水源はブナ林だとか。

今日は、水源探検をしようという約束をしてきました。
八重地の方々の生活を支える水の源を見てきます!

2011年4月18日月曜日

上勝杉で机を作ってもらおう!

こん○○は!蛙とか苦手な方のスタッフの宮井です。

上勝町は林野率85.5%と、県平均75.4%(センサス調べ)を誇る徳島県でも
有数の森の町です。
我らが徳島大学上勝学舎(掃除中・・・)の床も本棚も、上勝町産の杉で作
られています。

今日は上勝町内の木材業者「もくさん」さんに、徳島大学上勝学舎で使う
作業机の見積もりをお願いしました。
微妙にわかりにくい平面図ですが、オフィスのデスクなんかと違って人が
向かい合って作業できるデザインを提案してもらいました。

さてさて、あとはご予算の問題ですが・・・(次回へつづく) 

2011年4月15日金曜日

上勝学舎地歴研究会日誌、その1

こん○○は、爬虫類が苦手な方のスタッフの宮井です。

今週は上勝町役場、中学校、地元の方に上勝町の地理歴史について
いろいろと聞いて回りました。

上勝町では今でも5つの小学校区「名」での結びつきが強いそうです。
町内に5つあった小学校も今は1校残すだけですが、住民の「おらが村」
の団結意識は脈々と今に受け継がれているそうです。

ちなみに町の5万分の1地図は町役場で200円で買えます。

まだ桜は見ごろです!

こんにちは。森です。
今日は、上勝学舎周辺の桜情報をお伝えします。

天気予報では花散らしの雨が降ると言っていましたが、
現時点では曇り空のまま、雨は降りだしていません。
学舎の窓から見える桜も散ってしまうと心配していましたが、まだきれいに咲いています。
散り始めているので、風が吹くとふわりと花びらが空へ舞い上がります。
これも風流だなと、窓の外の桜を眺めながら仕事をしていた一日でした。
散っていく花びらが多くなってきたので、月曜日には葉桜になってしまっているでしょう。
桜が散ってしまうと、春が終わってしまうようでさみしいですね。

上勝町では、見ごろの桜があちらこちらにあります。
まだ見てない!という方はこの週末にぜひお越しください!!

2011年4月14日木曜日

上勝学舎のまわりに棲む動物たち

こんにちは。森です。

今日は、昼ごはんを食べた後に学舎周辺を散策してきました。
道端でカサカサと音がしたので、ん?っと音がした辺りを見ると、
カナヘビ(たぶん)がいました。

葉っぱの下に隠れてしまったので、体全体が見たいなと思いゆっくりと葉っぱをどけると、
逃げずに大人しくしてくれていました。
そこで、カナヘビ(たぶん)をパシャリ。
こんにちは。驚かせてごめんなさい。また会いましょう!

この後も川沿いを歩いていると、イタチらしき動物が河原を走っているのを発見しました。
私の姿にびっくりして隠れるのですが、チラチラをこちらの様子をうかがいつつ、遠くへ走って隠れる。また、こちらの様子をうかがう…を繰り返しながら、何メートルか歩きました。
今日は携帯電話しかカメラを持っていなかったので、撮影できませんでしたが、
すごくかわいかったです。
また会ったときには、かわいい姿を激写します!

2011年4月13日水曜日

橋の一本桜


こんにちは、花粉症がぶり返し気味の宮井です。
葉桜が目立ち始めましたが、今日は私のお気に入りの桜を紹介します!
徳島大学上勝学舎は、旭川が勝浦川へとY字に注ぐ三角州のような場所の
近くにあります。そこに架かる橋の橋脚に素敵な一本桜があるんですよ。
お勧めは橋の上からの眺め!
川底には向こう岸へ渡る道があり、役場へ微妙なショートカッが可能です。

2011年4月11日月曜日

八重地の棚田を歩く。

こんにちは、上勝学舎の宮井です。
今日は樫原の棚田に引き続き、相棒の森先生と上勝町で最も奥手にある
八重地という集落まで棚田視察に行ってきました。

棚田百選の樫原に対して、八重地は「にほんの里百選」に選ばれています。
一筆が小さい樫原に対して圃場整備が進んでいるのがわかります。


八重地の棚田の特徴はこの美しい水にあります。集落の上にはブナ林が
広がり、そこを通って湧き出す冷水は夏場でも20度程度なのだとか。



山の恵みが豊かな一方で、鳥獣被害も深刻です。八重地地区でもこのよう
に集落全体をネットで囲んで猪などから田畑を守っています。

石垣の美しさ=集落農業の熱意と言われますが、よく手入れされた石垣が
残る一方で、先ほどのネットの外には耕作放棄地が広がります。
以前は谷の向かい側にも50a程度の棚田があったそうですが、ご覧の通り
それらも今は杉林になってしまっています。

人の手によって支えられてきたこの八重地の棚田も、高齢化による担い手
の減少と、その維持管理費をどう賄うかが問題となっています。

2011年4月9日土曜日

棚田オーナーのお見合いに参加してきました

こんにちは。森です。
今日は、樫原の棚田で行われている棚田オーナーのお見合いに参加してきました。
お見合いというのは、棚田の持ち主の方と借りる方の顔合わせ会です。

まずはじめに、棚田を借りる方々の顔合わせとしてピザを作って食べました。
生地を伸ばしてトマトや棚田米で作ったお餅をトッピングして、最後にたっぷりとチーズを乗せます。

これをピザ釜に入れて1分くらい待ちます。すると・・・

美味しそうに焼けました!!


出来たてのピザを春の風に吹かれながら食べる!!おいしくないわけがありません。
このほかにもおにぎりやそば米汁もあり、おいしくいただきました!!ごちそうさまです。



さて、腹ごしらえが終わったあとはどこの棚田を借りるかを決めるために現地へ向かいます。
どんどこ山を登って森を抜けたその先には、きれいな棚田が広がっています。
この樫原の棚田は棚田百選にも選ばれています。

事務局の方に案内してもらいながら、どこの棚田を借りるかを見て行きます。
幅が狭く細長い田んぼがあったり、地形に合わせてくの字に曲がった田んぼなど、個性的な田んぼが段々に重なっています。
その中から、借りるグループの人数や、作業量を聞きながら、希望に合った田んぼを選んでいきます。


色々と考えた結果、借りる棚田が決定しました!!
今回は15組のオーナーさんが参加し、そのうち5組が新しくオーナーさんになった方だそうです。
今年は雨が少なく季節も1週間くらい遅れているそうで、3日前には雪が降ったそうです。
米作りに必要な水が十分確保できるかや、稲苗をたてる時期の見極めなど、
心配な点もありますが、天気と相談しながらおいしいお米ができるように田んぼをつくっていきます。


これから草刈や田植え、稲刈りと活動は秋まで続きますので、ここで棚田米の様子をおしらせしていきます。
今からおいしい炊きたての棚田米を食べるのが待ち遠しいなあ。


興味の湧いた方は下記のホームページをご覧ください。
棚田オーナー事務局 NPO法人郷の元気ホームページ
http://satonogenki.net/

2011年4月8日金曜日

上勝学舎日記をはじめました!!

4月から徳島大学上勝学舎でスタッフをすることになった宮井と森です。
毎日の町の様子やスタッフの活動の様子などの上勝ライフ情報をここへアップしていきたいと思います。

上勝の自然や人の魅力を伝え、たくさんの方が上勝へ訪れてくださるきっかけをつくっていきたいと思います。
よろしくおねがいします。